第11航空・防空軍 (ロシア航空宇宙軍)
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第11航空・防空軍 | |
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創設 | 1998年7月1日 |
再編成 | 2015年8月1日 |
所属政体 | ロシア |
所属組織 | ロシア航空宇宙軍 |
部隊編制単位 | 軍 |
兵科 | 空軍 |
兵種/任務 | 空軍 |
所在地 | ハバロフスク地方ハバロフスク |
上級単位 | 東部軍管区 |
担当地域 | 極東ロシア |
戦歴 |
第二次チェチェン紛争 シリア内戦 ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | ウラジーミル・クラフチェンコ中将 |
国防省 |
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主要部隊 |
歴史・伝統 |
その他 |
第11航空・防空軍(だい11こうくう・ぼうくうぐん、ロシア語: 11-я армия ВВС и ПВО)は、ロシア航空宇宙軍総司令部隷下の5個の航空軍の内の1つ。管轄域は東部軍管区と同じくし、東部軍管区作戦・戦略司令部(OSK)の指揮下に入り、統合作戦を実施する。その前身は、第11航空軍である。司令部はハバロフスクに所在する。
沿革
[編集]→「フリャイポレの戦い」も参照
- 1998年6月1日:ロシア空軍とロシア防空軍の統合に伴い、第1特別極東航空軍と第11独立防空軍が第11航空軍(11-я воздушная армия)に統合。
- 2009年12月1日:第3航空・防空コマンドが第11航空軍から改編設立された。
- 2015年8月1日:第3航空・防空コマンドから第11航空・防空軍に名称変更された。
編制
[編集]2015年8月現在
[編集]2015年8月現在、3個防空師団、1個航空師団、2個独立航空連隊、2個航空基地[1]からなる[2]。司令部はハバロフスクに所在する。
第11航空・防空軍司令部(Штаба 11-я армия ВВС и ПВО):ハバロフスク
- 第25防空師団(25-я дивизия ПВО):コムソモリスク・ナ・アムーレ
- 第1529親衛対空ミサイル連隊(1529-й гвардейский зенитно-ракетный полк):ハバロフスク、S-300PS/PM
- 第1530対空ミサイル連隊(1530-й зенитно-ракетный полк):コムソモリスク・ナ・アムーレ、S-300PS/PM
- 第1724対空ミサイル連隊(1724-й зенитно-ракетный полк):ビロビジャン、S-300V
- 第343電波技術(レーダー)連隊(343-й радиотехнический полк):ハバロフスク
- 第39電波技術(レーダー)連隊(39-й радиотехнический полк):ユジノサハリンスク
- 第26防空師団(26-я дивизия ПВО):チタ
- 第1723対空ミサイル連隊(1723-й зенитно-ракетный полк):ジダ、9K37/9K317
- 第342電波技術(レーダー)連隊(342-й радиотехнический полк):チタ
- 第93防空師団(93-я дивизия ПВО):ウラジオストク
- 第589親衛対空ミサイル連隊(589-й гвардейский зенитно-ракетный полк):ウラジオストク、S-300PS/PM
- 第1533親衛対空ミサイル連隊(1533-й гвардейский зенитно-ракетный полк):ナホトカ、S-300PS/PM、S-400
- 第344電波技術(レーダー)連隊(344-й радиотехнический полк):ウラジオストク
- 第303親衛混成航空師団(303-я гвардейский смешанная авиационная дивизия):フルバ、コムソモリスク・ナ・アムーレ南17km
- 第22親衛戦闘機航空連隊(22-й гвардейский истребительный авиационный полк):ツェントラリナヤ・ウグロバヤ、ウラジオストク北東29km、Su-27SM/UB、Su-30M2、MiG-31DZ/BS
- 第23戦闘機航空連隊(23-й истребительный авиационный полк):ジェムギ、コムソモリスク・ナ・アムーレ北東8km、Su-35S、Su-27SM/UB、Su-30M2
- 第120親衛混成航空連隊(120-й гвардейский смешанный авиационный полк):ドムナ、チタ郊外、 Su-30SM、Su-25/SM/UB
- 第187親衛攻撃機航空連隊(187-й гвардейский штурмовой авиационный полк):チェルニゴフカ、Su-25SM/UB
- 第277爆撃機航空連隊(277-й бомбардировочный авиационный полк):フルバ、コムソモリスク・ナ・アムーレ南17km、Su-24M2
- 第257独立混成航空機連隊(257-й отдельный смешанный авиационный полк):ボリショイ、ハバロフスク市ジェレズノドロジュニ地区、An-12、An-24、An-26、Tu-134、Tu-154
- 第799独立偵察機航空連隊(799-й отдельный разведывательный авиационный полк):ヴァルフォロメーエフカ、Su-24MR
- 第573航空基地(573-я авиационная база)(第2級航空基地):ボリショイ、ハバロフスク市ジェレズノドロジュニ地区、Mi-24/35、Mi-8、Mi-26、Ka-52A
- 第575航空基地(575-я авиационная база)(第2級航空基地):チェルニゴフカ、Mi-8、Mi-24、Ka-52A
- 第101独立回転翼機隊(101-й отдельный вертолётный отряд):ブレヴェスニク空港/旧天寧海軍飛行場、(択捉島)、Mi-8
過去の編制
[編集]第3航空・防空コマンド(2013年1月)
[編集]- 第10航空宇宙防衛旅団(10-я бригада воздушно-космической обороны):チタ。S-300P
- 第11航空宇宙防衛旅団(11-я бригада воздушно-космической обороны):コムソモリスク・ナ・アムーレ。S-300P
- 第12航空宇宙防衛旅団(12-я бригада воздушно-космической обороны):ウラジオストク。S-300P
- 第6983航空基地(6983-я авиационная база)(第1級航空基地):本部所在地、フルバ
- 第?航空群(?-я авиационная гроупа):フルバ、コムソモリスク・ナ・アムーレ南17km(ハバロフスク地方)。Su-24M/M2
- 第3航空群(3-я авиационная гроупа):ヴァルフォロメーエフカ、(沿海地方)。Su-24MR
- 第4航空群(4-я авиационная гроупа):ツェントラリナヤ・ウグロバヤ、ウラジオストク北東29km(沿海地方)。MiG-31、Su-27SM2、Su-30M2
- 第5航空群(5-я авиационная гроупа):ジェムギ、コムソモリスク・ナ・アムーレ北東8km(ハバロフスク地方)。Su-27SM2、Su-30M2
- 第6航空群(6-я авиационная гроупа):ボリショイ、ハバロフスク市ジェレズノドロジュニ地区(ハバロフスク地方)。An-12、An-24、An-26、Mi-8、Tu-134、Tu-154
- 第?航空群(?-я авиационная гроупа):チェルニゴフカ(沿海地方)。Su-25
- 第8航空群(8-я авиационная гроупа):エリゾヴォ、ペトロパブロフスク・カムチャツキー郊外(カムチャツカ地方)。MiG-31
- 第412航空基地(412-я авиационная база)(第2級航空基地)
- 第573航空基地(573-я авиационная база)(第2級航空基地):ガロフカ第2、(ハバロフスク地方)。 Mi-8、Mi-24、Mi-26
- 第575航空基地(575-я авиационная база)(第2級航空基地):チェルニゴフカ(沿海地方)。Mi-8、Mi-24、Ka-52A
第11航空軍
[編集]- 第23防空軍団:ウラジオストクに軍団司令部を置く。防空部隊とレーダー部隊を持つ。
- 第25防空師団:コムソモリスク・ナ・アムーレに師団司令部を置く。防空部隊とレーダー部隊を持つ。
- 第23戦闘機連隊:ジェムギ。Su-27SM。同機がロシア空軍で最初に配備された部隊である。
- 第2電波技術連隊:コムソモリスク
- 第303諸兵科連合師団:ウスリースクに師団司令部を置く。前線爆撃機、攻撃機と偵察機の混成部隊。
- 軍直轄部隊
配備数
[編集]2015年12月時点で、第3航空・防空コマンドが配備する航空機、防空ミサイル等の推定数は、以下のようになっている[3]。
戦闘機
戦闘攻撃機 攻撃機
偵察機
輸送機
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攻撃ヘリコプター
輸送ヘリコプター
防空ミサイル
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司令官
[編集]- ヴァレリー・イワノフ中将、2007年 - 2010年10月
- セルゲイ・ドロノフ少将、2010年10月 - 2013年8月
- アレクサンドル・タタレンコ少将、2013年8月 -